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逢季荘

肉筆彩筆 三十六歌仙絵色紙 清原元輔 (江戸時代)

肉筆彩色による三十六歌仙絵の色紙になります。

かつて和歌が教養であった
日本において歌仙絵は平安時代末期頃
から製作され、秀でた歌人を三十歌仙
を描いたものは鎌倉時代に
盛行しました。

色紙を貼り付けた屏風は華やかな古典文化を
伝える公家や武家の婚礼の調度品として好まれ
江戸時代には版画などにされ、庶民にも
広がっていきました。

こちらも、もとは屏風張りなどに仕立てられた
後に、離されたものでしょうか。
丁寧に裏打ちが施されています。


上部に筆で和歌が散らされ、
歌仙絵も複製では無く手描きになりますので、
細かい毛髪や白粉  薄ら浮かび上がる金
立体的に描かれた高貴な装いなど、
当時の大和絵の人物画を愉しめる事ができ
江戸時代は下らない品と見て良いでしょう。 

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清原元輔

秋のヽの   はぎのにしきを

ふるさとに しかのねながら うつしてし哉

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清書納言の父でもある清原元輔

秋に咲き乱れる萩の景と鹿の音を
自らのもとによせたいと願った歌になります。

右上隅に少し折シワなどありますが、
時代を考慮すれば飾って鑑賞できる
状態と言えるでしょう。

裏打ちされているので、そのまま額装するもよし
軸装で仕立て直すのもよし、手元で眺めて
これからの秋を感じたくなる歌仙色紙になります。


発送はクリックポストにて送料無料

size    全長23×20cm
   色紙20×17.5cm

・状態詳細 (詳しくは画像をご確認ください)
(表面擦れ、シワ 左にシミ
右上隅に折シワ)

 

 肉筆彩色 三十六歌仙図色紙 (江戸時代)
         -sold-

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