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逢季荘

外潤内黒漆塗 蓋付平椀 (明治時代)

 

時代 外潤内黒漆塗 蓋付平碗 になります。

潤塗り(うるみ)とは、
上塗りに黒漆に朱や弁柄を混合して
褐色の漆を塗る仕上げで

栗色の落ち着いた
光沢をもつ仕上げにしたもので

弘化4(1847)刊「茶道筌蹄」にも
名が記されている事から

その侘びて
落ち着いた色味が当時の茶人達の
好みにもあったのでしょう。

こちらは蓋付平椀となり
その塗と仕上げ、椀の造形から
明治時代の品となります。

外側を潤塗で中を黒漆で塗り分けた
椀となり、少し擦れ跡やヤケが
見受けられますが、
(写真7.9 参照)

大きな漆剥がれやダメージ無く
時代椀で痛みが出やすい縁や高台も
アタリなど目立たずに
綺麗な保管品といえるでしょう。

平碗は懐石や本膳で主菜を盛る為に
使われる椀になり、大きさがあるため
日常で煮物や焼き物などを、よそったりと

取り入れやすい形といえるのでないでしょうか。

100年近く昔の和漆器でありながら
モダンかつ品のある塗である為、
和食以外に使ってあげても映える
品と思います。

客あり細かな部分の
状態の差で分けてお出ししてますが、
いずれの品も使用には
問題無くご利用頂けるでしょう。

詳しくは写真にてご確認下さいませ。

疵無し 【在庫により高台に微擦れあり】
    (写真10)
 
・椀内1mm程度の上塗剥がれ
     (写真11) 
・椀内小傷あり 
     (
写真12) 

5客全て -sold- 誠にありがとうございました。


size

・椀

直径 約 12.7cm
高さ 約 4.9cm
・蓋
直径 約 13.4cm

潤塗 (明治時代)

通常価格 -sold-
通常価格 セール価格 -sold-
セール 売り切れ
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