逢季荘
時代 吉野山 春慶塗 四方隅切折敷 A(明治初期-中期頃)
吉野地方の旧家の蔵から
出た隅切折敷になります。
今はその名のみが遺る所謂
吉野春慶と呼ばれるものでしょう。
裏には漢字で「吉野山..」と記されています。
針葉樹の木地に軽めの塗で継手と木釘によった隅切の造りとなっております。
吉野塗というと黒赤漆のものが直ぐに頭に浮かびますが、かつてはこの様な膳、箱膳、重などの生活雑器の制作もされていたと伝えられています。
全体的に時代の経年感
表面裏などに擦れ、表面に一箇所小さい穴あり
隅部は木地の収縮による塗ヒビ木屎漆などで
補修の跡見受けられますが、
反りも無く強度もしっかり堅牢な状態です。
計5客あります。
全て同じに出てきたモノとなりますが、多少塗の深み等が異なります。
他種はこちらからご確認下さいませ。
こちらは5客のうちで1番浅い塗りで
琥珀色のような発色の良い質感です。
・吉野山 春慶塗 四方隅切折敷
(明治初期-中期頃)
size:
直径約 33.3cm程 縁高さ約3.2cm
9280-
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