時代 梅文丸縁皿(明治〜昭和期)
深い藍を背景に、白く浮かび上がる梅花を巡らせた染付の丸縁皿。
見込みには円環状に梅花と蕾を配し、中央にはあえて広く余白を残した端正な意匠。
濃密な藍と柔らかな白磁の対比が美しく、素朴ながらどこかモダンな印象を感じさせます。
梅花の花芯は細い線で丁寧に表され、濃淡をつけた染付には手仕事ならではの揺らぎが見られます。外縁には連続する唐草風の文様を巡らせ、横から眺めても絵になる仕上がりです。
やや立ち上がりを持たせた丸縁の器形で、取り皿としてはもちろん、菓子や果物、ちょっとした料理を盛る器としても使いやすい一枚。
明治から昭和期頃のものと思われ、当時の日常陶磁器らしい親しみやすさと、染付ならではの清涼な美しさを併せ持っています。
和の食卓にはもちろん、洋の器とも自然に馴染む、日々気兼ねなくお使いいただきたい一品です。
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