『線で観る世界』 作品一覧
・1 花の色は雪に混じりて見えずとも
香をだに人のしらなべく
33.5cm×20.9cm 31000ｰ
・2 春立てば花とや見らむ白雪の
かかれる枝に鶯のなく
36.3cm×12.3cm 31000-
・3 うつせみの世にも似たるか花さくら咲くと
見しまにかつ散りにけり
10.7cm ×24.3cm 51000-
・4 自詠歌
来て見れば嵯峨野河原の渡月
橋朧に掛かる弓張の月
17cm×13.6cm 51000-
・5 我が宿の池の藤波咲きにけり
山ほととぎす いつか来鳴かむ 
17cm×24.3cm 31000-
・6 五月待つ花だに花の香をかげば
昔の人の袖の香ぞする 
15cm×20cm 31000-
・7 夏の夜はまだ宵ながら明けぬるを
雲の雲のいづこに月宿るらむ
14cm×13cm 51000-
・8 夏と秋と行き交う空の通い路は方へ
涼しき風や吹くらむ
13cm×17cm 51000-
・9 自詠歌 露結ぶ小萩が上の玉の緒の
零さぬ程にうねるをかしさ
14.3cm×24.2cm 51000-
・10 久方の月の桂も秋はなほ紅葉すればや
照りまさる良む
13.6cm×12.3cm 51000-
・11 月見れば千々に物こそ悲しけれ
我が身一つの秋にはあらねど
額装作品 61000-
・12 心あてに折らばや折らむ初霜の
置き惑わせる白菊の花
24.3cm×29.3cm 31000-
・13 山里は冬ぞ寂しさまさりけり
人目も草も枯れぬと思へば
14.5cm×24.5cm 31000-
・14 冬ながら空より花の散りくるは
雲のあなたは春やあるらむ
25.5cm×35.2cm 31000-
・15 昨日と言ひ今日と暮らしてあすか川
流れてはやき月日なりけり
17cm×13cm 51000-
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